自分が住んでいる街の名前について、一体どんなワードが検索されているか、調べたことはありますか?
今回、東急東横線の”綱島”について、検索されているワードをGoogleサジェストで調べてみました。
▪︎目次
綱島のサジェストキーワード
”綱島駅”より、”綱島温泉”の検索回数のほうが多いですね。熱海や箱根のような温泉街ではないのですが。
他の検索ワードを見ると、2016年にオープンした 「湯けむりの庄 綱島」が 4位や11位にありますが、いわゆる地名検索でよくある 「地名+ランチ」 や 「地名+ラーメン」 などより「温泉」関連ワードが多いのは特徴があるなと感じました。
googleサジェストとは?
Googleで検索するときに検索ワードの候補として出てくるアレです。
詳細は以下。
意味:"Googleサジェスト"とは、Googleサジェストとは、Googleで検索する際に、検索しようとしているキーワードと関連する単語を提案してくれる機能です。 検索したいキーワードを一文字入力するごとに検索意図を予測し、関連する言葉を表示してくれるため、早く、快適に検索することができます。
綱島の温泉にまつわる歴史
綱島の歴史を少し調べてみると、綱島はその昔『東京の奥座敷』とも呼ばれ、最大80程の温泉宿があったくらい本格的な温泉街だったようです。
綱島温泉の始まりは1914年、井戸を掘っていたらラジウム温泉が出たことにさかのぼります。ちなみに温泉が出た場所は綱島駅から大綱橋で川を渡り、斜め右に入る道のあたりになります。
また、1926年に初めて駅が出来た時にはなんと『綱島温泉駅』の名称。まさに温泉に行く為の駅、として存在していたんだとか。そんな昔からの歴史があれば”綱島温泉”と探されるのも多少納得感はあるような気もします。
ただ、今実際にgoogleで皆さんが探している”綱島温泉”は、2016年にオープンした『湯けむりの庄 綱島』の情報のようです。
”綱島温泉”のサジェストワード
今度は「綱島温泉」 のサジェストワードのTOP10。「湯けむりの庄」についてやクーポンを探す方がほとんど。
「綱島温泉」での検索結果に出るページも、10件中7件が湯けむりの庄のサイトやクーポンサイトです。2015年まであった「東京園」について調べている人も一部いるようですが、ごくわずかです。
かつての綱島温泉”東京園”
少し前まで”綱島温泉”といえば、イコール綱島街道沿いにあった「綱島東京園」のことでした。現在は、相鉄線との直通運転となる”新綱島駅”開発の関係で2015年に惜しまれつつも休業となっています。
なので、同じ”綱島温泉”という検索ワードであっても、時代と共に探している目的となる情報は変わります。
ただ、綱島は今も昔も「温泉」に関連が深い街という点では変わらないようです。
おしまい。