憲法に動物保護を組み入れた世界最初の国、スイス。
スイスで犬を飼うには「国家の許可」がいる。
可愛いからと、安易には飼わないし、飼えない。覚悟をもったうえで飼うことで捨て犬・猫などは減る。殺処分はゼロ。(安楽死など除く)保護施設としてのアンティハイムという場所はあるが、そもそも意識が高い方しか飼わない(飼えない)ので、飼い主の身勝手な理由で捨てられてしまい殺処分を待つようないまの日本の現状とはまったく違う。 先日アンティハイムをテレビで見たが、広い庭もあれば個々のスペースも充実し、とても快適な暮らしをしているように見えた。
ブリーダーはむやみに繁殖させないし、飼われる見込みのない犬・猫を繁殖させない。ショーケースで商品として置かれている供給過多の日本のペット社会はやはりおかしい。
スイスのペット制度を特集したTV番組内で、スイスの方が「日本は災害救助や援助など海外にも助けにいくのに犬には優しくないんだね」といったコメントが印象深かったです。ペット制度については日本ままだまだ後進国なのだなと感じました。
※ティアハイムについて書かれていたブログがあったので引用させていただきます